レコード業界

物語は、レコード業界が落ち目になったので、何か起死回生の策はないかと会議しています。そこでアーロン(ジョナ・ヒル)がアルダス・スノー(ラッセル・ブランド)のライブをグリーク・シアターでやろうと提案、認められたのでアーロンがアルダスをロンドンまで迎えに行くことになります。
しかしアルダスは、当然のごとくわがままでスケジュールどおりに物事が進まない、という展開。
原題が「Get Him to the Greek」で、なんのこっちゃと思っていたら、“ヤツをグリーク・シアターに連れてこい”という意味だと分かりました。
音楽業界が斜陽だというあたり、僕にはリアリティーがあり面白いのですが、

 

 

チャップアップ 激安

スキーター

スキーターを演じるエマ・ストーンは、基本的に狂言回しに徹しています。その母親がアリソン・ジャニーで父親がブライアン・カーウィン。スキーターの友人たちはほとんど結婚して子供もいる。そのリーダー格がヒリー・ホルブルック(ブライス・ダラス・ハワード)で、老いた母親(シシー・スペイセク)を引き取っているものの、養老院へ入れようとしています。このヒリーがリベラルな白人女性という姿勢をとっているものの、黒人に対する差別意識は歴然。アフリカで飢餓に苦しむ子供たちへ募金を集めたりしますが、奴隷制度があった時代からの黒人への態度を受け継いでいて、それを不思議だと感じていません。

ほとんどセリフ

ほとんどセリフがないワキ役ですから、“看板に偽りあり”だと思いますが、それを凌駕する美しさでした。パールが家を出たということで、ラブの後妻に話がまとまると、喜々としてラブのもとへと走り去る。その姿がいじらしい。「街の野獣」のリチャード・ウィドマークといい、男運のない役ばかりですな。「エジプト人」でも相手にされないし。今ごろになってなんですが、ジーン・ティアニーを追いかけたくなりました。
いつものフォード一家はワード・ボンドだけかいと思っていたら、終盤に警察署長としてラッセル・シンプソンが出てくるし、その部下でジャック・ペニックが出ていました。ジーターがシスター・ベッシーの車を売りつけようとする紳士が警察署長だったという展開なんか、いいですね。

訓練はやっぱり必要です

訓練ってやっぱり必要だと思う事がありました。
先日、都心の方で緊急地震速報が流れるような事がありましたが、あまりに久々にその音を聞いた為、一瞬何の音か分からなかったんです。
先の震災からもかなりの時間が経過し、当時は散々聞いてて理解出来てた音が、今は理解するのに時間がかかるようになってしまい、地震そのものよりそっちの方が衝撃でした(震源から離れている場所だったので、こちらは全く被害が無かったのもありますが)
やはり時々は「緊急地震速報の時はこんな音が鳴りますよ」と、確認しておいた方が良いなと思った出来事でした。